状況を楽しむ
「たとえどんな状況下においても楽しむ事を忘れてはいけない」
これは私の師匠に教わった事なのですが、まさにその通りだと思う。どんなに耐えがたい苦痛・苦難・苦境に立たされようと、その状況を楽しめば辛いとは思わない。
そもそもそういった類の苦しい状況と言うのは、ある意味自分にとって成長のチャンスでもある。「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言うコトワザがあるが、まさにそういうことだ。
辛辣になれば状況を打破できると言うのであれば、悲観的になろうじゃないか。しかしモノゴトを悲観視していても解決にはならない。
というか、苦境ってのは人生でそう何度も何度も体験できるわけじゃぁない。苦境にかかわらず人間の一生とは思うほど長いものじゃない。過去を振り返れば大概はいい想い出に見えるものだ。
そう考えれば「これも我が人生の大切な一瞬」と受け止められるはず。そうそう無い貴重な体験をしていると思えば、苦境ですら楽しむことができるだろう。
いつも心にゆとりを持ったそういう人間でいたいと思う。
[ 更新:2005-02-03 15:16 ]