市場経済のカンフル剤
ニッポン放送の株を35%取得したライブドア。
不経済が叫ばれる日本でこれだけ市場を刺激する
ライブドアの存在はとてもありがたい。
いまはどの企業も堅調に投資・支出を抑えて純利益を伸ばそうと考える時期だけに、市場が冷え切っている中で、金を出す事により金を得ようというライブドアの経営戦略は市場にちょっとした刺激を与えそうだ。
ただ、野球にはじまりテレビやラジオなど旧体質が深く残る業種には敵視されてもしかたないとは思う。マスメディアは特に旧体質が深く根まで残っている。
そもそも経営規模が大きいためそう簡単に体質改善などできないのだ。そういう中で外部からライブドアのように積極的に刺激を送るのは、今後の経済において重要な役割を担うのではないだろうか。
野球業界で痛手を受けたホリエモンだが、この調子でどんどん市場経済のカンフル剤的な存在になってほしい。
[ 更新:2005-02-09 09:48 ]