笑う門には福来るという諺(コトワザ)が日本にはあります。
この諺は「明るくにこにこしている人には、自然と幸福が訪れる。」と言う意味を持ちますが、ここがとても深いのです。
-なぜにこにこしてるだけで幸福が来るか
と言うと、当たり前の事ですが仏頂面の人より笑顔の人の方が心象が良いのは言うまでもないと思います。それが即ち一般的に「徳」と言われるものです。無論、それだけではないですがね。
さらに笑顔を維持できるということは、自分のモチベーション管理も行き届いていると言うことを意味します。言うなれば現実と合意ができていると言うことも言えるのではないでしょうか。
そう、そこが問題なのです。
現実と合意すること。つまり現時点での自分を評価し、それに対して合格点を上げれることこそが笑顔の元なのです。それは生活の充実を意味します。
外部からの干渉に対する好印象及び生活の充実が幸福をもたらすと言えるのではないでしょうか。当たり前と言えば当たり前ですが、やろうと思ってすぐできることではありません。
自分で管理できる範疇の感情はなるべく笑顔でいたいものですね。皆様も少し意識して、”笑顔を作る”のではなく、”笑顔で居られる自分”になれるよう考えてみてはいかがでしょうか。
[ 更新:2005-01-05 21:06 ]