Adobe、Macromedia買収がもたらすもの
AdobeがMacromediaを買収しました。
双方ともに強力なデファクトを持つ一流企業だ。
AdobeはWeb系ではPDFという電子書類系技術。またクリエイタに広く愛されるアプリケーションPhotoshopやillustrator、AfterEffectsなどもある。
Macromediaは主戦力がWeb系で、ベクターアニメーションFlashや、htmlを作るDreamweaverなどの強力なアプリケーションを持っている。
その2大企業が統合されると一体どうなるのか。
考えるだけでも末恐ろしい。
Web分野のアプリケーション市場が独占されちゃいますね。
問題は競合してるアプリケーションの統廃合がどうなるか。DreamweaverとLiveMotionやFireworksとPhotoshopなどの扱いはどうなるのだろう。個人的にはMacromediaのインターフェースがかなり嫌いなので、Adobeよりにシフトしてほしいと思う。
動画分野に置いてはFlashとAfterEffectsが統合されるとかなり面白い。ビットマップアニメーションとベクターアニメーションをシームレスに扱う事ができればHDが標準になっていく今後の将来性として申し分ない。
この危険と希望を孕んだ買収劇。
IT業界では今年一番の話題ですね。
フジ・ライブドアなんか目じゃないほどの(笑
アプリケーションはクリエイターにとって命のようなもの。その利便性や使い勝手が変わっていく事はちょっと怖いものですが、より一層の技術発展に向けて頑張ってほしいものです。
[ 更新:2005-04-23 03:12 ]