変化を恐れるオッサン
総務省は2月8日、800MHz帯の再編問題に関して、新規参入事業者への割り当てを行わない方針を正式に決定したそうだ。
2004年の球界問題も、今月のニッポン放送株の問題も、このソフトバンクの携帯電話事業参入の問題も客観的に見るととても滑稽である。
古株がそのインフラを守ろうと必死になっている様が見て取れるのが悲しいところだ。新しいものは受け入れない。変化を拒む。変化することが怖い。
それでは日本経済に未来は無い。古株たちは一生懸命、自分の事だけを考えている。自分の任期に参入はさせまいと。あまりにも馬鹿げた話だ。
球界もマスコミも携帯市場も、全体的に不景気な状態にある今、新しいものを受け入れず現状を維持することがどんなに浅はかなことか、上層部の人間は知りえているのだろうか。
新しいものを取り入れることが必ずしも良いことではないが、来る者を拒むのはあまりにも滑稽である。
市場が活性化しない背景にはこうした頭の固い保守的な人間が上層部にいるという根本的な問題があるのかもしれない。
[ 更新:2005-02-09 23:49 ]