いや、もうすでにかなり遅れたアレでナニですがMacBook Airがでましたね。12インチくらいだと助かったんですが…。
ついにでたよMacBook Airということで、価格帯がやや高めということもあり、アナリストたちの観測ではあまり売れないんじゃない?と懐疑的な見方がされているMacBook Airですが、MacBook Airにはそういった商業的な意味ではなく、イノベーターであるアップルの”作品”としての色が濃いのではないかなと考える。
以前のSONYは技術力を全面に出して革新的な製品をどんどん世に送り込んだ時代があった(それが原因で現在の状況を招いていることは否定できないが)。今のアップルはその頃の”革新”を根幹として動いている匂いがする。その背景にはiPodとそのハロー効果によるMacやOSでの堅調な営業成績が関係しているのではないか。
商業的に好業績を収めているアップルにとって、売り上げの増加もさることながら、やはり革新・変革を求めるThink Differentな精神がMacBook Airを生んだと言ってもいいだろう。そう、彼らが求めるのは売り上げでも株価でもなく”世界を変えること”なのだから。
なので、MacBook Airがコケても心配しないで頂きたい。MacBook Airはもはや製品ではなく工芸品なのだから。
今後もアップルにはよりアートに近い、創作意欲を触発するような、そういう製品を世に出してほしい。そして常にこの業界のオピニオンリーダーであってほしいと願う。
[ 更新:2008-01-28 04:35:00 ]