ストレス
ストレス大国日本。
ストレスは病気の原因になったり人間関係のトラブルを生んだりとあまりよいことはない。
しかし、そもそもストレスとは?
目に見えないし調べることもできない厄介なもの。
だがそのストレスに対しての対処法がないわけではない。
一般的にはストレスへの対処法として「発散」と「回避」の2つが有効とされているが、あえてそれらとは別に3つ目の対処法を提言したい。
それは「理解」し「認める」こと。
ストレスが発生するという状態は概ね「自分が思っている通りに事が運ばない」というジレンマだろう。
ならばそのうまく行っていない状態を理解して容認すればいい。人生万事うまく行くなんてことはまずないわけだから、その認めたくはない事を認めてしまえばいい。
私は無知の知という言葉が大好きなわけだが、それはすなわち自己の探求・自らを知ることの本質を指したものだ。
自分を知り、自らの愚かさを認めればストレスなんてそうそう溜まるものじゃない。自己が存在するように他人にも意思があり、それは決して知りえない不可思議な存在なわけである。それを知ろうと考えてはいけない。
「自分が介入できない存在がある」と認めてしまえばそれ以上深く自己顕示に奔走することもないし、深くつっこんで相手の逆鱗に触れることもない。
まぁ万事において言える事ですが、自分を知るってことはとても大切な事ですよね。
[ 更新:2005-11-25 12:47 ]