幸せってナニ。なんて考えるようなセンチメンタルな年ではないのですが。
ちなみにセンチはラテン語で百を表す言葉だそうな・・・。
私が考えるに「幸せ」・「幸福」とは与えるものでも与えられるものでもなく、かつ得るものでもない。
「幸せ・幸福」とは気づくべき対象であり概念である。
現状を立ち返り気づくべき対象が幸せであり幸福である。
立ち返ることもできないほど忙殺された状態は幸せ・幸福とは言えないのではないか。
如何なる時も決して切り離されることは無い。
現状を振り返り足元を見たときに気づくべきものが幸福である。
生命としてこの世に存在している事こそが幸福の原点であり、それらを取り巻く様々な事象もまた幸福である。
例え「不幸」を感じている最中でさえも、それは幸福なことである。
一見、矛盾しているかのように思えるが、不幸を感じる事さえも幸福である。
人生はたかだか数十年。生まれてから死ぬまでは夢のようなもの。
しかしその生を受け、思考する事ができるだけでそれは幸福なことだ。
生きている意味などありはしないが、生きている事はやはり幸福なことだ。
[ 更新:2008-09-21 15:00:58 ]